推理作家の吉村達也先生が、亡くなった・・・
みーやんは推理小説が好きだった。よく読んでた。色々読んだけど、強烈な印象があったのが
吉村先生の「文通」だった。分類としてはホラーになる。
タイトルどうり、文通、つまり手紙のやりとりで文面が進む。なのにすごく怖い。
読みたくない・・・・なのに手紙の内容から、ある事に気づいたら一気に変な汗が噴き出す。
そしてページをめくる指がとまらなくなるのだ。機会があれば読んでみて下さい。
先生、ご冥福をお祈りいたします。
もう一つ、印象に残った小説がある。それは森村誠一先生の「ホームアウェイ」である。
これもホラー。テーマは陸の孤島。そこにある事件が絡んでくる。
こんな場所あるわけない・・・なんてない。ほんとにあるから。気が付いたらジジババに
至近距離で囲まれてるから。
どちらの作品も、世の中で一番怖いのは、怪物や幽霊ではなく、人間そのものなのだ・・・ということを
教えてくれる。